実力があったのにどうして!? 活動休止、解散してしまった音楽グループ特集

音楽性の違いも影響する

ジュディマリも解散時は話題になった

解散というものは何かと憶測を呼びます、根も葉もない話もあれば妙に真実味のある話が飛び出したりするなど、噂って本当に奇妙だ。筆者も学生時代、何故か自分の名前が独り歩きして妙な噂があるという話を聞いた時は、流石に何その状況っ怖っと恐怖したものだ。大抵こういう話は悪評だけなので、気にしないのが得策なんですけどね。

ですが芸能人、それこそ歌手として活動していた人たちに関しては別格だ。彼らは知名度の高さもあって、マスコミという情報を餌に荒稼ぎをする人たちによって、真実でもない話をでっち上げられてしまう、といった事態になることも。ただ最近だと突拍子もない話をいまだ書くところもありますが、逆にリアルすぎて真実だなんて認めたくないというケースもある。それこそ今年1月末に人気女性タレントと歌手が不倫していたという事実が発覚、報道後に記者会見を開いて謝罪するもその時の内容が全くの嘘だということが週刊誌で明かされるなど、どぎつい展開を見せた事があります。どこから仕入れてくるんだ、そんな情報と言いたくなりますが知らぬが仏というやつだ。

様々な説が流れるという点ではBOOWYも良い例ですが、このバンドも解散時は何かとその理由がファンの間で話題を集めたものです。そのバンドとは、こちらも90年代前半から活動を始め、その独特な雰囲気が多くの男女を魅了した『JUDY AND MARY』だ。

主な解散理由として

JAMと略されるこのバンドの解散が報道された時も、やはり世間で見れば衝撃的だと感じた人もいます。筆者的には存在や名前は知っていて、有名な楽曲程度なら存じ上げている程度だったので、そこまでショックを受けることはなかった。というよりはそこまで好きじゃなかったので興味がなかったというのが本音でもある。もちろん楽曲は、バンドとすればヴォーカルを担当しているYUKIさんの何処か二面性のある、JAMの理想的なスタイルをきちんと体現した姿に女性たちが彼女をカリスマとして憧れていたほど。事実、JAMはロリータパンクバンドという触れ込みで、バンド名である『JUDYとMARYという全く異なる性格の女性が作り出す、ポップで切ないサウンドを表現するバンド』がコンセプトだ。

ただ長年活動していく中で、女性が一人いると男女関係に発展してしまったという話は度々耳にします。事実、YUKIさんがギターを担当していたTAKUYAさんとそういう関係になったことから解散する原因に繋がった、そう噂が流れます。それに関しては筆者も耳にしたことがある、まぁしょうがないだろうと思っていましたが、改めて調べてみると男女関係と言うよりは、どうやらメンバー間の音楽性が違ってきた、言ってしまえば確執が深まったとも考えられている。

生みの親と途中参戦者との対立

確執説で言われているのは、リーダーの恩田快人とギター担当のTAKUYAとの間で出来たという。

まずこの2人どうこういう以前に、JAMというバンドを創りだしたのは前者の恩田さんによるものだ。結成前からすでにメジャーデビューして活動していた恩田さんが北海道で出会ったYUKIさんを見初め、その後ドラムスの五十嵐公太さんとかつて所属していたギターの藤本泰司さんの4人で結成したのが、JAMの原点であり始まりでもあった。その頃はまだ本格的なデビューをする話ではなく、恩田さんが改めてバンドをしていきたいと解散してから1年ほどの時間が開いた後に再結成されます。しかしこの時藤本さんには別のデビュー話が持ち上がっていたため自然脱退となり、その穴を埋めるためにTAKUYAすさんがオーディションで選ばれた。

その後、恩田さんとTAKUYAさんが交互に楽曲制作を行っていき、1人のヴォーカルで全く異なる側面を垣間見させる等身大の女性を表現することに成功し、ヒットに繋がったのです。ただそうした状況下で、着々とバンド利権を獲得しようと暗躍していたのがTAKUYAさんで、それまでJAMの方向性を見定めていた恩田さんから権限を根こそぎ奪ってしまったのだ。

それが火種となり、確執が生まれて、今後の方向性を話し合う際にもう無理だと話した恩田さんを端としてバンド解散という結末を迎える羽目になったというのです。TAKUYAさんにすればすげ替えた後は自分がJAMというバンドの方向性を決定していく、それが理想的だったのでしょうが叶わぬ夢となってしまった事を思うと下克上した意味が無いと思ってしまうのは気のせいか。

それぞれが見出した道へ

JAMの解散もテレビで花々と盛大に送られて成り立ちましたが、裏でこうした問題があったかと思うと見方が変わってきます。ただ無くはない話なのも理解できる、大きくなれば利権を求めようとして自分というものを主張したい、野心家的な発想を持つことは悪いことではない。

ですがTAKUYAさんの行動がもし本当だったら、彼の下克上が一番招いてはならない最悪の結末を呼んでしまったことになる。その後再結成するなど動きを見せましたが、わだかまりがすぐに消えるはずもなく、遺恨があってはまともにバンドなど出来るはずもない。